中国 重慶 医療・看護事情 2
医療・看護事情 病院見学は第3軍医大学 付属病院の3つ(西南・新橋・大坪)であり、情報に偏りがあるかもしれない。 そのようにお読みいただきたい。
看護師:ライセンスは生涯。取得のためには4年制と3年制のコースがある。 日本の認定・専門看護師制度に相当するライセンス状況は把握できず。 業務範囲は日本と比して、小児や脳側頭部の静脈注射及び創傷ケアにおいて拡大されている。 療養上の世話は家族によって実施され、食事は差し入れが多い。栄養指導や治療食が日本のように行き届いていない。看護師の社会的地位はわからないが一般職より給与はよく、さらに第3軍医大付属病院は6000元(6.5万円)/Mで一般病院4000元より高い給与である。 そのため希望者は多い。
病床と職員数 :看護師数は1:2で当院の1:1に比して少ない。増員予定を聞くと病院収益を職員で分配をするため職員からは要望はないという。 離職はそれぞれの病院で違うが、新橋病院では増床で100名採用、≒50名離職状況。
質の管理及び教育 :付属病院では修士・博士の割合、研究論文や研究成果の数が必須で紹介される。 管理者は質的保証のために増員したい・4年制卒の割合を増加させたいが2.6割程度(当院同等)と考えていた。 大坪病院ではETナースが紹介され、日本とは制度が違うがETナースの教育を始めた。諸官庁の監査以外に第3分医大付属病院が持つ質的管理(教育と臨床能力試験)に熱心である。 研修時間の保証はなく、就職後2年間に第3軍医大付属病院の質的臨床試験に合格し本採用となる。 そのため、自身が積極的に研修センターを利用する。
看護方式は不明。
支援システムと役割分担 :電子カルテは導入しているが支援システムの開発が十分でない様子。例えば文書入力が中心であった。 他職種連携は薬剤カクテル等は拝見した。 感染管理は標準予防策が可能であり、ディスポシリンジは導入されていたが、万能つぼ、消毒液つぼを使用されていた。 日本製品はテルモ自動輸液ポンプ系とTOTOのトイレを確認できた。
日時: 2010年07月09日 07:58